嫌な上司ってストレスになりますよね。そんな嫌な上司との付き合い方を改める方法から、考え方が変わったことによる自己成長が待っているのです。

Category: 上司は一番のお客様だと考える

上司にとっていい部下とは?

自分の成績の責任を上司に擦り付けない ” 自分の仕事の成績が上がらないことを上司の責任にするのは、間違っています。 「成績が上がらないのは、きちんとマネジメントしてもらえないせいだ」と嘆いたところで、状況は何も改善しません。 他人のせいにしたところで、「仕事ができないあなたが悪い」と言われれば、反論できないのですから。 真実、部下の仕事ぶりに自分の居場所が奪われる、と危機感を持って邪魔をしようとする上司は問題外ですが、与えられた環境の中で自分に何ができるのかを考えることが大切です。 もしも、能力が足りていない上司の下で働くことになったら、発想の転換を行ってみましょう。 見下すことにならないように気を付けながら、なんとなく苦手にしているような仕事を少しづつ手伝うようにすればいいのです。 見下していれば、おのずとその空気は伝わっているものです。 下に見られていると感じたら、無意識にしろ、自覚的にしろ、信頼を置かなくなるものです。 上司の目がなかなか行き届かないことをいいことに、どんどん仕事内容を詰めていけばいいのです。 与えられたその先を見据えて仕事をすることで、広い視野で会社を見ることができ、将来的に上司の立場になることも不可能ではありません。 そうすれば、能力の足りていない上司の存在は、部下にとってマイナスなところよりもむしろ、プラスに替わる可能性を秘めています。 裁量を広げられるチャンスだと考えることで、成長することができます。 ”

時には上司の仕事をお手伝い

“ 時には、上司の仕事を引き受ける 上司の仕事を「何かお手伝いしましょうか」と手伝いを申し出ることでのメリットは3つあります。 ①ワンランク上で自己成長 上司のしている仕事はいうまでもなく、自分の仕事よりもワンランク上といってもいいでしょう。 自分の仕事をしたうえで、手伝いをすることで、今まででは得られなかった知識を得ることになりますし、ワンランク上を経験することによって、自分を成長させることができます。 ②心証を上げる 最近の会社に共通するようになったことですが、一昔前は会社の業績が安定していたから、部下の管理だけが仕事といっても過言ではありませんでした。 しかし、現在のような大企業といわれる会社でも倒産する危険をはらんでいる状況では、社内の人員を極限まで絞り込むことで、1人の社員がこなす量を増やすことによって、人件費の節約を含んだ経営の合理化を行う企業が少なくありません。 ということは、多くの場合、部下の進捗状況を管理する一方で、別に自分の仕事を抱えていることが多いということです。 だから、「何か手伝うことはありませんか」と申し出られることは率直にうれしい、助かること出る可能性が高いのです。 手伝いを申し出た部下に対して、「気遣いができるやつ」という評価をするのは当然のことでしょう。 ③上司になった時の予行演習 自分の仕事以外にも、ワンランク上の上司の仕事をすると、出世した時の予行演習ができるメリットがあります。 当然ながら、上司の抱えている仕事は一般の部下がする内容とは異なっています。 そのため、上司が何を考えながら仕事をするべきなのか、どのような心持で部下をマネジメントするべきなのか、といったことを学ぶことができるのです。 そうすれば、自分が上司の立場に立った時にスムーズに取り掛かることができるのです。 ”

報告の重要性

“報告の重要性 仕事の進捗状況、完了、確認をする場合、メールだけではなく、口頭でも報告するように心がけましょう。 メールで済ませるほうが、文章としても残るし、時間を短縮できると考えるかもしれません。 特に、あまり相性が良くない上司や同僚相手だと、直接の手間をかけることなく、ほとんどすべての要件をメールで済ませたいという意識が働くこともあるでしょう。 しかし、相手が大事なお客様相手の約束だと仮定してみてはどうでしょうか。 相手が大事であればあるほど、メールに限ることなく、電話や直接会って話すことで、確実なものにしたいものです。 そして、些細に思えるような報告もお客様にはしたいと思うものではないでしょうか。 そう考えると、どんなに苦手だと思う上司や先輩に向けても、報告をきちんと相手に伝わるようにすることが重要だとわかると思います。 多くの会社の新入社員研修で、報告・連絡・相談(略してホウレンソウ)が仕事をするうえで欠かせない重要なものだと教わります。 その中でも報告は、部下がどのような姿勢で仕事を行っているのかを把握するために大切なものです。 主に、仕事を開始するときに一言。 次に、指示された仕事量の半分が終わった時に一言。 最後に、仕事を最後まで完遂し、次に何をするべきなのかを尋ねるために一言が必要だといわれています。 大切な報告をしなかったからこそ、「あいつに任せても本当に大丈夫なのだろうか」という疑いを抱かれてしまいうことにもなりかねないのです。 メールで報告内容を残すこととともに、口頭でも確実に相手に伝えるためのアクションを起こしましょう。”

実績を出すまでは意見を控える

実績を出すまでは意見を控える ” 会社の中で意見が取り上げられるまでは、長い年月と実績が必要です。 といっても、最近の会社の中では、従来の常識にとらわれた会社を一新しようと、新人社員の意見を積極的に取り入れて、全く新しい事業やシステムを構築しようという会社もあります。 しかし、たいていの会社が勤務年数と実績に応じて発言権を決めていることは事実です。 例えば、入社2年目の、まだ基本的な業務の経験しか積んでいないような者が斬新なアイディアを披露したとします。 似たようなアイディアを課長や部長クラスの社員がしたのでは、同じアイディアでもそれが持つ信頼感や信憑性は大きく異なります。 いくら新人が素晴らしい考えを持ったとしても、それは実績に裏打ちされたものではなく、経験が圧倒的に不足するものだと判断されるのです。 そのため、新しい考えが浮かんだとしても、それを会派の先輩に相談するのも一つの手です。 会社で実績を積まないうちには、地味と思われる作業にも一生懸命に取り組んで、実績を積むことが大切です。 そうすれば、実績で裏打ちされたアイディアが採用されることもあるでしょう。 上司=大切なお客様 その2 嫌いな上司とどうやったら良好な関係を築くことができるかということに頭を悩ませる機会があるかもしれません。 会社が人の集まりである以上、価値観や文化の違う人とのかかわりを避けて通ることは不可能です。 しかし、どうしても自分とは相性が悪い相手とも付き合わざるを得ない場合には、一気に距離を詰めることなく、「上司=大切なお客様」という思い込みをすることはいかがでしょうか。 気が合わない上司でも、自分に対する評価を左右する存在には違いありませんし、お互いに嫌悪感を抱いているような関係では、一緒に協力して一つの仕事を進めていくことが困難です。 苦手だな、嫌いだなと思う上司でも「=大切なお客様」と考えることによって多少のことは我慢ができるようになるものです。”

上司に反論しない

“反論しない、尊敬しなくても見下さない 上司を見下した言動をとっている部下が好印象を持たれないことは当たり前です。 同時に、命令することにいちいち反対し、反論するような部下を抱えたくないというのも当たり前です。 会社という組織の中で仕事をする以上、社長以下の決定を疑問を挟まずに黙々とやり遂げる部下が必要とされています。 この時、もしも部下が、命令の内容に疑問を抱いて不満を表に出したとしたら、その部下は疎まれることも当然だといえます。 例えば、商品についての疑問を直属の上司にしたとします。部下としては、純粋な疑問を投げかけたつもりでも、上司から見ると、その疑問の裏にあるのは商品に対する不満なのではない考えるものなのです。 商品に対する不満を部下から訴えられたらどう思うでしょうか。 それなりの規模のある会社では、直属の上司のそのまた上にも、上司がいて、その上に会社の管理部門が鎮座しているものです。 部下から不満を嗅ぎ取った上司は、部下に対しての評価をそのまま上層部に伝える可能性があるのです。 それによって、部下は会社の中でいい評価を得られない人物として浮いた存在になるでしょう。 ここに、近年になって、日本の会社が中国や韓国の企業に業績を追い抜かれている理由があります。 海外の企業では、何よりも会社に対する忠誠が重要視されているため、不満をあらわにすることによって居場所がなくなるといったことも起こりえます。 そのため、会社の意向をどれほど正確にくみ取って、結果として残していくかということが大切になってくるのです。 日本企業の中では、不満を持ってもそれを仕方ないとする風潮が存在することから、世界的な企業競争についていけなくなっているということができます。 会社で確たる居場所を確保するためには、不満を表に出さない、いわれたことを素直に実行に移すことが大切なのです。”

上司=一番大切なお客様

上司=一番大切なお客様 ” 上司をあなたの大切なお客様だと考えたら、不満を持つこともないでしょうし、過度な期待をして裏切られたように感じることもないのではないでしょうか。 言動に不満を持つことを止めろと言われても、なかなか難しいのが現実です。 しかし、だれでも、自分に利益をもたらしてくれるお客様に対して、不満をあらわにすることはないかと思います。 そこで、頭の中で、お客様だと思い込むことを提案します。 部下に評価を下し、勤務評定を下し、出世の道を示してくれるのは上司なのです。 どんなに理不尽だと思える行動にも、お客様だと思い込むことによって、乗り越えていきましょう。 過度な期待をしない 何でもかんでも疑問を解決してもらおうと考えるから、その期待が思う通りにならなかったときにひどくストレスを感じることとなるのです。 お客様から仕事を教わろう、と考えている人はいるでしょうか。 いや、いないと思います。 それと同様に上司からも仕事を教えてもらえると期待しないことが、不満を持つことを抑えることになります。 現代ではインターネットを使ってたいていの情報が手に入るので、上司から適切な仕事のやり方やアドバイスをもらえなかったからと言って、自分の仕事ができない理由にはなりません。 わからないことがあれば、人に聞くだけではなく、インターネットで調べることもできますし、会社のマニュアルを引くこともできるでしょう。 このように頼り切ることなく、自分で問題を解決する癖をつけておくことが自分を成長させてくれます。 ”