嫌な上司ってストレスになりますよね。そんな嫌な上司との付き合い方を改める方法から、考え方が変わったことによる自己成長が待っているのです。

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上司から評価されていないから嫌

“上司から評価されていないから嫌 上司が正当な評価を自分にしてくれないから、身が入らないし、上司が嫌で仕方がないという状況がみられます。 自分には本当に能力があるのに、適材適所の人選をしてくれないということの不満はどうすればいいのでしょう。 確かに、目が行き届かないせいで、適性が向いていない場所に追いやってしまうことがあるかもしれません。 しかし、指示に従い、与えられた仕事を一生懸命にすることは社会人として、部下として当然のことです。 当たり前のことをしないのに、自分がやる気を出さないことを人のせいにすることはないでしょうか。 仕事に身が入らない部下は嫌々仕事をする態度を崩さない、それを見た上司は部下をやる気のない人だと判断するようになる、すると冷遇されたと感じた部下はもっと態度を硬化させ、やる気をなくしていく、という悪循環が起こってしまいます。 与えられた仕事を一生懸命にする姿勢を見た上司が適性を見直して、ほかの仕事を任せてみよう、と思うかもしれません。 部下が見下すような態度を改め、真摯に取り組む姿勢を見せることで、仕事をしやすい環境におのずと変わるということもあるかもしれません。 正当な評価がされていないことに不満を思うことを繰り返すだけでは、いつまでたっても楽しくなることもありませんし、やりがいを感じることもないでしょう。 すべては、部下である立場の者がどのように仕事をするかによって、上司の評価も変わるのだということを心しなければいけません。”

仕事が面白くないから嫌

仕事が面白くないから嫌 仕事が面白くないから嫌 ” 嫌々仕事をしていることが、上司や仕事に不満を抱くことの原因になっていることがあります。 そもそも、仕事が面白いと感じる瞬間はどのようなものでしょうか。 それはやはり、業績が上向きになっている瞬間なのではないでしょうか。 うまくいっている瞬間には面白さも感じるけれども、毎日がうまくいくことばかりとは限りません。 面白さを求めるばかりではなく、今やっている仕事が5年後10年後にどのような結果をもたらすのか、大きな視野で物事を見る視点が必要です。 そのために面白いか、そうでないかを不平不満に向けるのは間違っています。 与えられたことを一生懸命にすることこそが、その仕事を続ける原動力になるのです。 やりがいを感じないから嫌 やりがいを感じることができないことを上司のせいにする人がいます。 やりがいを感じられるような華やかな仕事を任せてくれない上司が悪いのだ、自分には本当にふさわしいものがあり、それならやりがいも見つけられるのに、と考えることは間違いです。 どんな仕事でも、その会社に必要だから、存在しているのです。 もしかしたら、上司はその仕事が会社になくてはならないことを部下に伝えるために、それを任せたのかもしれません。 そんなことを考えることもしないで、ストレスばかり持って、一生懸命に取り組むこともしないなんて、いつまでたってもやりがいを得ることなどできはしません。 与えられた仕事に一生懸命に取り組むことこそが、自分でやりがいを感じることができる唯一の方法なのです。 ”

上司と全くそりが合わないから嫌

上司と全くそりが合わないから ” 上司はお客様のようなもので、良好な関係を築いているかが、自分への評価に直接かかわっているのです。 だから、本来、上司との人間関係に不満を持つということは間違っているのです。 そうはいっても、人間としてどうしても尊敬ができない、できることなら関わりたくないと思う相手がいることが仕方がないことかもしれません。 例えば、コミュニケーションの一部と思っているのか、やたらに「恋人はいるの?」などプライベートに入り込んできたり。 会社の商品に対する不満を部下にとうとうと語ったり。 給料をたくさんもらっていることを普段から自慢しながら、飲み会の会計は1円単位まで割り勘にしようとする、など。 しかし、そんな上司でも、自分への評価を決定している存在だと考えたならば、嫌われることのないように対応を考えることが必要ではないでしょうか。 嫌な上司も、お客様と思えばいいのです。 お客様の中にいくら不満を抱くことがあっても、商品を購入してくれる存在なのですから、ぞんざいに扱わないことでしょう。 上司とそりが合わないことを理由に、態度をかたくなにしていると、自分に対する評価を下げている一方なのです。 成長している感じが全くしないから 自分がしている仕事が自己成長につながっていないと感じると、とたんに上司や仕事に不満を抱く人がいます。 どんな仕事をしていたとしても、多くの人は仕事に関して何らかの自己成長を果たしたいという希望を持っているかもしれません。 しかし、特に仕事を始めて間もないころには、会社の業績にかかわるような大きくて華やかな仕事などが回ってくることはまずありません。 自分の成長を実感できることなどあまりないと思ったほうがいいかもしれません。 そもそも成長は長い目で振り返ってみたときに、はじめて実感することができるものだと考えたほうがよいでしょう。 短い間に仕事をしただけで、成長が得られないと感じ、そのことに不満を抱くことは間違いなのです。”

不平不満が嫌な上司をつくる

“「嫌な上司」を作る部下にはわけがある 部下が上司と付き合っていく中で、「嫌だな」と思うのには何らかの理由があると思われます。 付き合うのが次第にストレスににしか感じられなくなるのには、理由があるのです。 希望が通らなかったことに対する不満 自分の希望が通らなかったときに、その不満をいつまでも抱き続けていると、そこで働いている上司や同僚に対して、嫌な感情を持ってしまうものです。 本当は違う会社を希望していたのに、この会社に入社せざるを得なかったから。 本当なら自分の能力が一番に生かせるのは、第一志望のあの部署だったのに。 いつまでも自分のことを正しく客観的にみられないものだから、配属先で自分の仕事に満足して働くことができないのです。 一方で、自分の能力を過信しながら、ほかの仕事仲間に優越感を抱きながらも、他方では、自分の居場所は本来の居場所とはかけ離れた場所にあるのだと不満でいっぱいです。 そんな不満ばかりの部下が、上司のことを嫌だと思うのも当然です。 本来は嫌だと思う言動をとっていない上司を、嫌だと思うこともあり得るということです。 希望していた会社につけなかったのも、希望していた部署に配属にならなかったのも、自分の力不足のせいです。 なのに、見当違いの考えから上司を見下しているのです。 もちろん、華やかな部署で働いている社員を前面に出して、採用戦略を練った会社側の責任もあるでしょう。 しかし、会社を支えているのが、比較的地味で、華やかさとは程遠い仕事だということを考えたら、どんな仕事にも意味を見出して、愚鈍なほどに頑張ることができているでしょうか。 仕事に対する態度を改めることで、上司への不満も、嫌々ながらする仕事に対するストレスも大きく変わることでしょう。”