“上司から評価されていないから嫌
上司が正当な評価を自分にしてくれないから、身が入らないし、上司が嫌で仕方がないという状況がみられます。
自分には本当に能力があるのに、適材適所の人選をしてくれないということの不満はどうすればいいのでしょう。
確かに、目が行き届かないせいで、適性が向いていない場所に追いやってしまうことがあるかもしれません。
しかし、指示に従い、与えられた仕事を一生懸命にすることは社会人として、部下として当然のことです。
当たり前のことをしないのに、自分がやる気を出さないことを人のせいにすることはないでしょうか。
仕事に身が入らない部下は嫌々仕事をする態度を崩さない、それを見た上司は部下をやる気のない人だと判断するようになる、すると冷遇されたと感じた部下はもっと態度を硬化させ、やる気をなくしていく、という悪循環が起こってしまいます。
与えられた仕事を一生懸命にする姿勢を見た上司が適性を見直して、ほかの仕事を任せてみよう、と思うかもしれません。
部下が見下すような態度を改め、真摯に取り組む姿勢を見せることで、仕事をしやすい環境におのずと変わるということもあるかもしれません。
正当な評価がされていないことに不満を思うことを繰り返すだけでは、いつまでたっても楽しくなることもありませんし、やりがいを感じることもないでしょう。
すべては、部下である立場の者がどのように仕事をするかによって、上司の評価も変わるのだということを心しなければいけません。”