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時には、上司の仕事を引き受ける
上司の仕事を「何かお手伝いしましょうか」と手伝いを申し出ることでのメリットは3つあります。
①ワンランク上で自己成長
上司のしている仕事はいうまでもなく、自分の仕事よりもワンランク上といってもいいでしょう。
自分の仕事をしたうえで、手伝いをすることで、今まででは得られなかった知識を得ることになりますし、ワンランク上を経験することによって、自分を成長させることができます。
②心証を上げる
最近の会社に共通するようになったことですが、一昔前は会社の業績が安定していたから、部下の管理だけが仕事といっても過言ではありませんでした。
しかし、現在のような大企業といわれる会社でも倒産する危険をはらんでいる状況では、社内の人員を極限まで絞り込むことで、1人の社員がこなす量を増やすことによって、人件費の節約を含んだ経営の合理化を行う企業が少なくありません。
ということは、多くの場合、部下の進捗状況を管理する一方で、別に自分の仕事を抱えていることが多いということです。
だから、「何か手伝うことはありませんか」と申し出られることは率直にうれしい、助かること出る可能性が高いのです。
手伝いを申し出た部下に対して、「気遣いができるやつ」という評価をするのは当然のことでしょう。
③上司になった時の予行演習
自分の仕事以外にも、ワンランク上の上司の仕事をすると、出世した時の予行演習ができるメリットがあります。
当然ながら、上司の抱えている仕事は一般の部下がする内容とは異なっています。
そのため、上司が何を考えながら仕事をするべきなのか、どのような心持で部下をマネジメントするべきなのか、といったことを学ぶことができるのです。
そうすれば、自分が上司の立場に立った時にスムーズに取り掛かることができるのです。
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