嫌な上司ってストレスになりますよね。そんな嫌な上司との付き合い方を改める方法から、考え方が変わったことによる自己成長が待っているのです。

ストレス耐性が低い

ストレス耐性が低い

ゆとり世代が特によく言われることには、この「ストレスを感じやすく、それを回避する方向に考えやすい」という特徴があります。
上司にしてみれば、今までの人生で、年長者から叱られた経験がないのではないか、と思われるほどに軽い注意程度で、会社を辞めることを考えることには愕然とします。
「自分が若いころにはそう簡単に辞表を考えたりしなかったのに」という言葉をつぶやいた上司もいるのではないでしょうか。
会社を簡単にやめてしまっては困る上司としては、部下にどこまでの強さで叱っていいものか悩むところです。
新入社員を一人採用することに年間100万程度の予算を会社が使っていることを考えると、いったん採用したからには、どんなに新人がいい加減な態度を表そうと、そうそうやめてもらうわけにはいかないことが現実です。
ゆとり世代の若者たちが、全く叱られる経験をしてこなかったわけではないでしょう。

しかし、核家族の生活が多かった彼らの世代にとって、家族以外と交流した経験が少なかったことは事実です。
そのため、会社に入ってほとんど初めて異年齢の人たちと交流することになり、注意を受けると想像以上に衝撃を受けてしまうこともあるかもしれません。
ただ、核家族化が進んだことは何もゆとり世代に限ったことではありませんし、就職を支援する大学の就職課などでは、学生に対して、家族以外の人と交流する機会を持つようにと勧めているところもあります。
大学のサークルやクラブ活動だけではなく、課外活動や会社訪問に積極的に出かけるように学生に進めています。
課外活動や会社訪問に出かけることが強制されているわけではないので、大学の学生の間では、異年齢のコミュニケーションに慣れている人と、就職活動で初めて交流せざるを得ない人とに二極化することになっています。
そのため、新入社員の中にも上司が扱いやすい部下とそうでない部下が分かれるのではないでしょうか。

対策としては、マニュアルに従うことを得意とするゆとり世代に対し、部下が陥りやすいストレスのQ&Aを作成しておくことが有効ではないでしょうか”

ストレス耐性が低い?