嫌な上司ってストレスになりますよね。そんな嫌な上司との付き合い方を改める方法から、考え方が変わったことによる自己成長が待っているのです。

部下の手柄を横取りする上司

部下の手柄を横取りする


部下がせっかく一生懸命に結果を出したのに、それをいかにも自分の指導が行き届いたおかげだと吹聴する嫌な上司はいませんか。
例えば、仕事のアドバイスをろくにもらえないまま、一生懸命さと熱意を頼りに新規顧客を取り付けたのに成功したとしましょう。
ほっとした様子で、新規顧客を取りに至った状況を報告したときに、嫌な上司とそうでない上司が分かれます。
いい上司は、新規顧客獲得に至った経緯をたたえて、これからのアフターフォローを部下に一任してくれます。
しかし、嫌な上司は、報告を聞きながらも、どうにか部下の手柄の一部に自分が加担できないかを考えます。
そうして、部下が新規に顧客になってくあさったお客様のところのあいさつに行った時を見計らって「自分も同行する」や「こうした性向があったのも自分のアドバイスが適切だったからだ」と言い出すのです。
もちろん、はじめて会ったはずのお客様に対してもそうした「立役者」的な態度を崩さないのですから、お客様からは不信感を抱かれることは間違いありません。
お客様から上司の不信感を話されたなら、それは立派なストレスとなって部下を襲うでしょう。

「ああいう風になりたい」と思わせない

一緒に働く仲間に気遣いもできない、仕事の進捗状況を管理しない、成績の良しあしで手のひらを返したように対応が違う、仕事に早くなれるようなアドバイスも何もない、そんな上司の下で働く部下が尊敬するとは思えませんよね。
部下は上司を尊敬しながら「こういう上司のようになりたい」と思いたいと漠然と思っているものです。
その理由は、あこがれの上司の下で働くことが手近な目標を持つことになるからです。
いい上司を手本として進んでいくことで、自分が自然に成長していると自覚ができるからです。
反対に嫌な上司と付き合わざるを得ないようなことになれば、日々ストレスをためていく一方でしょう。

目標にする上司に出会いたい