嫌な上司いろいろ
嫌な上司にも様々なタイプがいます。
一番に嫌がられるタイプが「仕事を教えてくれない」「仕事を任せてくれない」タイプではないでしょうか。
このタイプの上司は往々にして、自身が若いころにきちんと仕事をしたという自負を強く持っているといっていいでしょう。
自身が若くても経験がない状況でも、求められる結果を出していたことが自慢です。
自分の若いころと同じ状況にもかかわらず、思う通りの結果を出さない部下への不満が根底にあるのです。
「自分が若いころはもっと仕事ができていたのになあ」「こんなミスをしたことはなかった」「自分がしてしまえばミスは起こらないのに」というわけです。
そんな上司の下で働く部下にすれば、この会社で成長したい、ステップアップがしたいとのことなので、不満が噴出するのも仕方のなことなのかもしれません。
上司には仕事のやり方を親身になって教えてもらって、時には部下の失敗もしょうがないこととして見守ってくれるといいなあ、なんて思うものです。
その理想と、現実の姿にギャップがあることが次第にやる気や素直さといったものを奪ってくのです。
不満が噴出するということは、次第にその上司の下で働くことがストレスの源になっていることが多いのです。
ストレスの源がどんどん自分の中で膨らんでいくと、このストレスを解消するためには、上司にどうにかして変わってもらいたい、しいては、働く環境をガラッと変えたいのだと考えるのも理解ができます。