嫌な上司ってストレスになりますよね。そんな嫌な上司との付き合い方を改める方法から、考え方が変わったことによる自己成長が待っているのです。

いい格好上司のまねはするな

雑用が多い


上司の仕事は、自分でしなくてもいいものを部下に回した後の、部下では処理しきれないものが基本です。
その点、上司がわざわざ自分の時間を割いてする必要はない仕事を抱えていることがあります。
これは、一見部下の負担を減らそうとしている部下思いだと思えるかもしれませんが、役割分担という点で間違った行動です。
上司はすべき仕事に専念して、部下にはサポートする仕事を行わせるというのが正しい仕事の在り方です。
上司は、周りのスタッフを生かすことを心がけましょう。
そのほうが、同じ時間帯の中で違う角度の仕事が進むことになり、効率が良くなります。
上司の立場になった時には、雑用に時間を割くことなく、本来の仕事に打ち込める環境を整えることに労力を使いましょう。

権限がないのに、自分で決めようとする

価格の値引き率、依頼された商品の納期など、一人の社員が独断で決めることはできない事項もあります。
しかし、上司の中には、決定をする権限がないにもかかわらず、顧客や取引先に安請負をしてしまう人がいます。
価格の値引き率を変えるためには、会社の上層部に掛け合ってそれ相応の時間と手間をかける必要があります。
商品の納期を変更するには、工場や仕入れ先に掛け合って依頼する必要があります。
顧客や取引先に約束した通りに、変更できたらいいのですが、もしもそうはならなかった場合には、相手先に謝罪する必要があることはもちろん、会社の信用を損なってしまうことにもなりかねません。
そんな時に、自分が安請負をした結果だというのに、できなかった責任を部下になすりつけようとする上司はたまりません。
そのような上司は、顧客に対してだけではなく、部下にも安易な口約束をしがちです。
出世の口利きや異動など、権限があるかどうかわからないものでも、部下は思わず期待してしまって、失望することにもなりかねません。
同じことが部下の言葉にも当てはまります。
その場の雰囲気や勢いでつい、できる見込みがないのに「任せてください」など軽々しくいってしまうこともあります。
注意しましょう。”

いい格好上司