嫌な上司ってストレスになりますよね。そんな嫌な上司との付き合い方を改める方法から、考え方が変わったことによる自己成長が待っているのです。

自分ルールを守れ

自宅では仕事をしない


仕事を自宅に持ち帰ることの危険性を説明します。
・機密情報漏えいの危険
会社で扱う情報の中には、顧客の個人情報や会社の経営状況を示す情報が含まれている可能性があります。
もしも、退社後に上司から外食に誘われたとしましょう。
その時、気分が高揚した状況で、会社の資料を紛失してしまったら、とんでもないことです。
帰り道で、ひったくりに合う可能性もないとはいえません。
ひったくりの犯人は金品を持ち去った後のカバンを資料ごと捨てるかもしれません。
捨てられた資料が会社にとって重要な書類だとしたら、とんでもないことになります。
・仕事の効率低下
持ち帰るのが重要書類じゃなければ、持ち帰るのも構わないか、というとそうではありません。
就業時間までに終わらなければ、自宅に持ち帰ればいい、という考えに慣れてしまう可能性があるのです。
そうすると、会社の就業時間中の仕事が非効率的になるかもしれません。
だんだんと、会社でも自宅でも仕事をするようになってしまいます。
「仕事を持ち帰らない」と自分なりの規則を作ることで、会社での集中力を高めることになるのです。
持ち帰るくらいなら、退社時間の目安を決めて、残業をするようにしましょう。
そのほうが、自宅に持ち帰るよりも、よっぽど効率的です。

20代のうちは、ワークライフバランスを考えない

「ワークライフバランス」とは、仕事とプライベートの時間をはっきりと切り替えることで、双方のバランスを取り、充実した生活を送れるようにという概念です。
特に、海外のビジネスマンから、日本人には仕事中毒の人間が多いといわれます。
それは、会社だけではなく、仕事を持ち帰ってまで、寝る間を惜しんで働く姿であり、休日も仕事関係の接待や会議で埋めてしまうことからです。
しかし、せめて20代のころには、仕事とプライベートの境がそれほどはっきりしなくとも構わないのではないでしょうか。
むしろ、仕事の基本的な知識や、30代40代で活躍する人材になるための準備期間として、20代では仕事に没頭する姿勢も必要なのではないでしょうか。
中毒になる必要はありません。
ただ、翌日の仕事に何が必要なのかを休日のうちに頭の中で考えておくことはできるでしょう。
マニュアルを身に着けるために、ビジネス書の成功談を熟読することも、将来見据えた行動といえるでしょう。
将来の長い会社人生の中で、仕事に没頭する時間が、若いころに必要なのではないでしょうか。”

仕事中毒になってはいませんか?