顧客よりも自分のやりたいことにこだわる
とにかく自分のやり方に強いこだわりを持つことが多いと考えられてるようです。
たとえ上司に「君のやり方では成功しない」といわれたとしても、「そんなことはない」と反論するというのです。
自分のやり方が本当にあってるのか、と不安にも思いつつも、少しでも成功した経験のあるやり方にすがりたいと思うのは、誰しもに共通した認識なのではないでしょうか。
「ゆとり教育」といわれる教育要領では、一番に子供の個性を伸ばすことが基本にありました。
それ自体は間違っていないと思いますが、環境に柔軟に対応し、基本的な礼儀や定形を身に着けたうえで、にじみ出てくるものが個性であり、広い選択肢を得ることができるのです。
その認識を誤って持っている若者が、会社で融通が利かないと注意を受けることになるのです。
顧客がいるからこそ、会社に利益が出て、給料がもらえているのだという仕事の基本構造が理解できていないことが問題です。
しいては、顧客がいるからこその今の生活だと考えなくてはいけません。
それが理解できていないからこそ、顧客相手に自分の主張を押し付けるような言動に出ることもあるのだといわれています。
中には、顧客相手に自分の営業成績を上げるために、頼み込んで泣き落としで契約を取り付ける社員もいるといいます。
本来は、お客様の話を聞いた中で、要望を反映した最適な方法を提案することが営業マンにとって大切な姿勢ですが、そこを見誤っている社員もいるようです。
”