成績が上がらないと見捨てる上司
業績が上がらなくなったら、すかさずそれを部下のせいにする上司は嫌ですね。
例えば、服飾の販売員の場合、一日お客様があまり来なくて、来たとしても販売員が声をかけるとおびえるように去っていくばかり、そんな状況を思い浮かべて下さい。
この時、それを部下のせいばかりと責任を擦り付けるばかりではいかがなものでしょうか。
店舗が、上司と部下のふたりで回している状況であったら、売り上げ目標を達成できないのが、何も部下ばかりのせいだとは言えないのではないでしょうか。
どんな仕事についてでもでしょうが、仕事の裁量を怒るばかりではなく、どうしたらもっと売り上げが上がるか、どうしたらもっとお客様にお買い上げいただけるか、といった点を話し合ったり、アドバイスをしたりすることが上司に求められるのではないでしょうか。
怒るばかりで愛情を感じない
そんな売り上げが伸び悩んでいるときに、部下がミスを犯してしまったとしたらどうでしょうか。
ミスをしたくてするような人はいません。
しかし、嫌な上司は「こんなあるい状況の時に追い打ちをかけなくても」と声高に攻めます。
部下はミスを反省し、落ち込んでいることでしょう。
同じ状況下で、上司が声高に攻めるだけではなく、今後同じミスをしないためには、ミスを挽回するにはどのように改善したらいいか、など建設的な話をしながら叱ってくれたらいかがでしょうか。
責められてばかりだと、ストレスを感じるばかりではなく、叱る言葉の中に愛情を感じることができるのではないでしょうか。
そして、これからも良好な関係が築けることに安心するのではないでしょうか。
問題が発生した時にこそ、上司と部下の付き合い方が重要になるのです。